4-5歳

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ノンタンシリーズ ((T-730:740))

【あわ ぷくぷく ぷぷぷう】どろんこノンタンはおふろがきらい。でもくまさんもうさぎさんも、あわぶくぷくぷく、かくれんぼで楽しそう。さて、ノンタンは? 1980.01(1997.05版) 
 *つなぎ部分にテープの補修多数あり
 *折れ、汚れあり
 *表紙にへこみあり 

【ほわ ほわ ほわわ】風船ガムをたくさんかんでいたノンタンは、はずみで飲みこんでしまいます。するとノンタンがふくらんで、ほわほわほわわと空へ。 1977.12(1997.08版)
 *少し汚れ、折れあり

【おねしょで しょん】ノンタンも、くまさんも、うさぎさんも、みんなおねしょでしょん。おふとんをかわかそうとしていると、いじわる雲がでてきます。 1978.04(1985.06版)
 *表紙にへこみ、破れあり
 *表紙と本体つなぎ目すべてテープの補修あり
 *汚れ、読みしわあり

【(ノンタン)のたんじょうび】ノンタンは友だちから「ないしょ、ないしょ」といじわるされました。でも、目かくしされて連れていかれたところにあったのは? 1980.12(1995.07版)
 *表紙にテープの補修あり
 *表紙にへこみあり
 *汚れ、折れ、落書きあり
 *裏表紙内側破れあり

【おやすみなさい】夜なのに眠くないノンタンは友だちをさそいますが、起きていたのはふくろうくんだけ。暗い夜におにごっこをしたら、どろんこに。 1976.08(1989.04版)
 *全体的に波うちありあり
 表紙にへこみあり
 *テープの補修数か所あり
 *汚れあり 

【サンタクロースだよ】空いっぱいに飛びかう、いろんなサンタクロースたち。ノンタンは、ねこのサンタにプレゼントをたのみたいのに会えません。 1978.12(1999.10版)
 *テープの補修多数あり
 *折れ、しわあり

【およぐのだいすき】海でおよいでいたノンタンたちは、まいごのちびっこかめさんのママを探しに出かけます。大きな魚に追いかけられて、さあ、大変! 1977.08(2005.05版)
 *表紙内側に破れあり
 *読みしわあり 

【ぶらんこのせて】ノンタンはぶらんこをひとりじめ。友だちとなかなかかわろうとしません。幼児のエゴと自発性をたくみにとらえた、ゆかいなお話。 1976.08(1991.01版)
 *テープの補修多数あり
 *読みしわ、汚れあり
 *表紙に色褪せ、破れあり 

【ぱっぱら ぱなし】ノンタンは紙くず、ごみくずを「ぱっぱらぱらら」と散らかしっぱなし。怒られても知らんぷりしていたら紙くずたちが集ってきた。 1986.08(2004.12版)
 *折れあり

【ボール まてまてまて】売り切れ

【おばけむらめいろ】カラカサおばけを追いかけて、迷路をすすめば、おばけはみんなの友だち。夜のトイレだって、暗い部屋だって、もうこわくない! 1991.02(2004.09版)
 *表紙にへこみあり
 *表紙内側にテープ跡あり
 *しわあり

作・絵;キヨノサチコ(おおともやすおみ・さちこ)

サイズ;18.4×15.3×0.7cm/冊
ページ数;32p
ハードカバー

C$1.50
いいないいなこのおうち (4-09-727486-4(T-762))
1級建築士でもある絵本作家が描く、へんてこなおうちを14軒ご紹介。「カレーライスの家」「鳩時計の家」など、奇抜なおうちが続々登場!家族揃って楽しめる満足度100%の絵本です。さあ、あなたはどれが好き?

作;軽部武宏

出版年月;2005.10
ページ数;
サイズ;26.4×21.7×1.1cm
ハードカバー
カバー付き
表紙裏側に名前の記載あり
売り切れ
C$5.25
なぞなぞあそびうたⅡ (4-931129-72-2(K-666))
しゃれたうたと絵がいっぱいつまった、子どもたちの大好きな、なぞなぞあそびの本の2冊目。スキップ、とけいなど、答えは子どもの親しみやすいものばかりです。◎教科書掲載

作;角野栄子
絵;スズキコージ

出版年月;1992.07(2006.12版)
ページ数;79p
サイズ;19.1×12.5×1cm
ハードカバー
カバー付き

C$5.50
もりはおもしろランドシリーズ ((K-651:664))

【もりのゆうびんきょく】森の郵便局のはりねずみさんは、お弁当のサンドイッチの間に手紙の切れはしを見つけてびっくり。誰の手紙だったのでしょう。*表紙内側に名前の記入あり

【もりのおかしやさん】誕生日に“あなたの形のケーキ”を作る、いたちのおかしやさんに、名前のかかれていない注文がきました。誰の注文なのでしょう。*表紙内側に名前の記入あり

【もりのじてんしゃやさん】どんな形の動物にもぴったりの自転車をつくるあなぐまさんは、ある晩、池のほとりで誰かによびとめられました。あらわれたのは?

【もりのはいしゃさん】ねずみの歯医者さんは、どんな歯でも治します。ある日、作った入れ歯をなくしてしまいました。あわてんぼうの歯医者さんのお話。*表紙内側に名前の記入あり

【もりのおもちゃやさん】たぬきのおもちゃやさんは、森のみんなにおもちゃのアイデアを募集しました。さて、一番楽しいおもちゃを作ったのは誰でしょう。*カバー付き

【もりのレストラン】レストランのやまあらしさんに、なぞなぞで書いた注文がきました。なぞなぞを解いてとどけに行くと、次のなぞなぞがありました。*表紙裏側に破れあり

【もりのとけいやさん】とけいやのふくろうさんは、昼はいねむりばかり。ある晩、森の中がいやに静かなのに気づいて、虫メガネ片手に探検に出かけます。

【もりのクリーニングやさん】クリーニングやさんのうさぎさんが、洗ってほしておいた、あなぐまさんのシーツがなくなりました。うさぎさんが見つけたものは? *カバー付き

【もりのおべんとうやさん】なぞなぞのすきな、すかんくのおべんとうやさんに、夜の12時におべんとうをとりにくるという注文がきました。あらわれたのは?

【もりのほんやさん】やぎの本屋さんは、ページを食べてしまうくせがあります。ある日、はりねずみさんが本を買うと最後のページがなくなっています。

【もりのサンドイッチやさん】ねずみのサンドイッチやさんの屋根のやさいかざりが、風でとんでいってしまいました。トマトやレタスはどこへいったのでしょう?

【もりのぎんこう】「あなたもあずけてみませんか」という看板にひかれて、もぐらさんは小さなタネをあずけました。春になってうけとりにいくと!? *表紙内側に名前の記入あり

【もりのピザやさん】あらいぐまのピザやさんは大人気。ある日、森のみんながいっぺんに食べられる大きなピザをみんなでつくろうと思いつきました。 *表紙内側に名前の記入あり

【もりのスパゲッティやさん】12時に開店するこぶたのスパゲッティやさんは、開店の準備で大いそがし。きのこが見あたらず、あわててさがしに出かけます。 *表紙内側に名前の記入あり

作;舟崎靖子(ふなざきやすこ)
絵;舟崎克彦、ならさかともこ

サイズ;21.3×17.7×0.8cm/冊
ハードカバー

C$4.50
日本の色彩 22の色 ((T-776))
昔から伝わる日本の伝統色を22選び、紹介します。
ピンクやグリーンという言い方もありますが、美しい日本語は子どもたちに伝えていきたいと思うのです。そして名前の由来がまたとても楽しいのです。
わかくさいろ、すみれいろ、やまぶきいろ・・・。味わいのある、いい名前だと思いませんか。

作・絵;とだこうしろう

出版年月;1985.12(1996.02版)
ページ数;
サイズ;21×18.3×0.8cm
ハードカバー
表紙に少し色褪せあり

C$4.75
テディベアのえほん おやすみしましょ (4-591-04606-0(T-777))
トピィくんは、ねる前にちょっと遊ぶのが大すき。シーツをかぶっておばけになったり・・・。でも、寝るときにはちゃんとお片づけ。

作;薫くみこ
テディベア;市川和子

出版年月;1994.10(1997.10版)
ページ数;20p
サイズ;21.3×17.8×0.8cm
ハードカバー
カバー付き
カバー上部に破れあり

C$4.50
なぞなぞあそびうた (4-931129-71-9(K-665))
リズミカルなことばと楽しい絵がいっぱいの、子どもたちの大好きな、なぞなぞあそびの本。はぶらし、えんぴつなど、答えは子どもの身近なものばかりです。

作;角野栄子
絵;スズキコージ

出版年月;1989.06(2007.04版)
ページ数;79p
サイズ;19.1×12.5×1cm
ハードカバー
カバー付き

C$5.50
なみにきをつけて、シャーリー (4-593-60079-0(K-650))
海に家族で遊びにきたシャーリー。お母さんからいろいろ注意をうけますが、うわの空です。考えることは海賊の冒険物語。左ページはお母さんの言葉、右ページにはシャーリーの空想が描かれています。

作;ジョン・バーニンガム
訳;へんみまさなお

出版年月;1978.09(1985.07版)
ページ数;24p
サイズ;26.7×19.7×0.7cm
ハードカバー
少し汚れあり

C$4.75
おはなしルーレットブック にほんとせかいのむかしばなし ((T-775))
あかずきん
ももたろう
ブレーメンのおんがくたい
おむすびころりん
さんびきのこぶた
5話のすごろくゲーム本
全10ページ

出版年月;
ページ数;10p
サイズ;25.7×18.3×0.7cm
ボードブック
サイコロは付属していません

C$3.00
スキャリーおじさんのせかいいちおかしいはなし (4-7764-0247-3(K-648))
コミカルな動物たちを描いたキャラクターで子供たちに大人気のリチャード・スキャリーの、おもしろおかしなお話しを集めた短編集。おなじみの魅力的なキャラクターたちが大判のえほんの中で、いきいきとかけまわります。

作;R・スキャリー
訳;ふしみみさを

出版年月;2007.10
ページ数;33p
サイズ;30.8×26×1cm
ハードカバー
カバー付き

C$6.00
おふろだいすき (4-8340-0873-8(K-649))
ぼくはおふろが大好き。あひるのプッカをつれてはいると、かめやペンギン、オットセイやくじらまで登場して……。子どもの空想の世界をのびのびと描いた絵本。

文;松岡享子
絵;林明子

出版年月;1982.04(2006.01版)
ページ数;40p
サイズ;26.5×25.5×0.8cm
ハードカバー
表紙角に破れあり

C$4.50
かもさん おとおり (4-8340-0041-9(K-647))
かもの一家が、川から公園へ引越しです。かもたちは1列になって町の中を歩き出しました。さあ、たいへん! おまわりさんは自動車をとめて交通整理。パトカーまで出動です。

文・絵;ロバート・マックロスキー
訳;わたなべしげお

出版年月;1965.05(2006.08版)
ページ数;64p
サイズ;30.9×23.2×1cm
ハードカバー
カバー付き
表紙内側に記名あり

C$5.00
きんのえんとつ ((K-646))
煙突そうじの男の子は金の煙突が遠い世界へつれて行ってくれる夢を見て探しに出かけます。夢と実現の物語は、さわやかな感動を呼ぶでしょう。

文;藤田圭雄
絵;ミシェル・マリオネット

出版年月;1971
ページ数;
サイズ;30×21.2×0.7cm
ハードカバー
色褪せあり

C$4.00
はなをくんくん (4-8340-0095-8(T-774))
雪深い森の中、冬眠から突然さめ、はなをくんくんさせて駆けていく動物たち。やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で、自然の摂理と喜びを無理なく子どもに語りかける名作。

作;ルース・クラウス
絵;マーク・シーモント
訳;きじまはじめ

出版年月;1967.03(2006.11版)
ページ数;32p
サイズ;30.5×21.8×0.9cm
ハードカバー
カバー付き
表紙内側に記名あり

C$5.00
しっぽ! (4-05-202825-0(K-615))
ある日、おきてみると、おしりのあたりがもぞもぞする。ふりかえってみると、え! しっぽがはえちゃった!! どうしてだろう。ほかの人には見えないみたい。やだなあ、とおもいながら学校にむかうと、あれ? ほかの人にも……。

作;竹下文子
絵;長野ともこ

出版年月;2007.10
ページ数;60p
サイズ;23.2×19×1.3cm
ハードカバー
カバー付き
カバーに少し色褪せあり
C$5.00
とけいのほん② (4-8340-0256-X(T-410))
こんどはおばけがやってきて、時計の針と遊びます。「いま、なんじかおしえてね」(1)につづき、ここでは分の単位を視覚的にとらえ、何時何分までのよみ方を教えてくれます。

作;まついのりこ

出版年月;1993.03(1994.01版)

ページ数;32p
サイズ;21.6×19.5×0.8cm
ハードカバー

売り切れ
C$4.75
とけいのえほん (4-924710-40-5(K-385))
わかりやすくて とってもキレイ!
時を刻む一つの振り子時計。そこから、時間のイメージが果てしなく広が っていきます。
ある時刻は、羊が眠る静寂に包まれた夜更けの大地。ある時刻は、早朝まだ暗いうちから仕込み始める街の豆腐屋さん。ある時刻は、広大なサバンナに沈みかけた真っ赤な太陽。
時計の進み方と同時に、世の中の色々な表情が伝わる情緒あふれる作品です。読むたびに、新しいお話が生まれることでしょう。

作;とだこうしろう

出版年月;1995.09(2009.10版)

ページ数;

サイズ;27×20.3×1cm
ハードカバー

売り切れ
C$5.50
フェリシモ おはなしのたからばこ ((K-632:645))

【みっけちゃん グリム童話】グリム童話の『みつけ鳥』がこんなに愛らしくポップな絵本になりました。タカにさらわれ、森の中に置き去りにされた男の子と、見つけてくれたお家で一緒に育った女の子。ふたりは捕らえようとする料理女からも下男からも逃げていきます。バラや教会、池に変身して……。何とも不思議なお話ですが、リズミカルで歌うように語られるお話と、テンポよく場面が変わっていく絵本ならではの楽しさで、不思議がすとんと胸におちるのです。幼い頃から心通わせ、大好きどうしのふたりだからこそ、災いの手から逃れるための愛の力を強く持つことが出来たのでしょう。細やかに描かれたイラストをじっくりとご覧下さい。レーネちゃんが変身したものには白いリボンが、みっけちゃんが変身したものには黄色い葉っぱがついていますよ。作家の遊び心が見つけられると、絵本を読むのがもっと楽しくなりますね。
  文・絵;つつみあれい

【ラプンチェル グリム童話】こんなふうに場面を切り取った「ラプンツェル」の絵は他にはないのではないでしょうか。カーテンのレース模様、ドレスの足元、植物の気配、長い髪を切り落とす瞬間の鋏、王子の胸によせるラプンツェルの表情、そして手…。匂い立つように詩的で湿度のある内田也哉子さんの文章を、何一つ説明するのではなく、部分をアップにすることで、他の削ぎ落とした部分への想像を喚起させる、物語の気配に満ちたモノトーンに近い世界。絵描きさんの想像力を湧き上がらせるような余地余白を残す内田さんの言葉の魅力と、宇野亜喜良さんのアートディレクションと、3者が奏でる音楽のようだ。静かな緊張感をもって完成された、上質な品格を感じる絵本なのです。
  文;内田也哉子、絵;水口理恵子

【赤ずきん】一緒につくりあげた。時間と空間を共有しながら、お互いに物語を産んでゆく。物語は育ってゆく。そんな1冊。「あたい赤ずきん。」で始まったいしいしんじさんの文章。絵はほしよりこさん。「きょうの猫村さん」同様に鉛筆の線。唯一、ずきんだけが絵の具で赤く色づけ。このずきんは人には見えないのだ。だから子どもたちに「赤ずきんってっても名ばかりじゃーん」なんて言われてる。でも、ジローには見えた。遠くにいるジローを想って赤ずきんは待っている。人を想う赤ずきんの姿がとてもいい。誰しも皆、自分がまとっている赤いずきんが見える人を待っているのだ。鋭い嗅覚でかぎ分けながら。透明な犬の用心棒を携えながら。深い思索に富む創作。
  文;いしいしんじ、絵;ほしよりこ

【赤いくつ アンデルセン童話】アンデルセン40歳の時のこの作品を、角田光代さんという言葉の名手によってお届けできることがうれしい。カーレンが赤いくつを履いたとたん、足は勝手に躍りだす。止まらない。なんと足を切り落としても、足はくつごと躍っているのだ。赤いくつは魔物だ。その意味するところが何であるか、この物語の底に流れるものは、読む人が様々な受け止め方をするでしょう。物語と絵の印象がぴたりと重なった時、絵本は心に入り込んでくる。網中いづるさんは、この怖くて痛くて哀しく美しい物語の気配をのびやかに描ききった。ドレスや靴や少女がさり気なくおしゃれなのも網中さんならでは。塗り込めた絵と余白の広がる絵との絶妙な呼吸。新しい古典の誕生です。
  文;角田光代、絵;網中いづる

【くわずにょうぼう 日本民話】表紙は明るい黄色。お膳を持った小粋な着物姿の女性。よく見ると書き文字のタイトル「く」の文字にはギザギザの歯がついている。何なのかな。——お金持ちなのにけちんぼうな男がいて、家族にごはんを食べさせるのももったいないから、奥さんなんかいらないという。そこに「私を女房にしてください。ご飯は食べません」という美女が現れ…。日本民話として長く読み継がれてきたお話を、生きのいい文章が一気に物語の世界へと引き込んでいきます。そして、絵が物語ることの面白さをふんだんに楽しめる絵。クライマックスへと頁をめくる時に感じる手に汗握る感触は、紙芝居の山場でぐいっと紙を引き抜かれた時の躍動感と通ずるところがあります。夜中にこっそり外に出て行く色っぽい女房の素足、変貌する妻に驚愕する夫…、話の雲行きが変わるときの絵の気配と色彩が絶妙です。これほど迫力に満ちた、しかもどこかクスリと笑ってしまう展開はまさしく下谷さんの独壇場。ちょっとコワイですがたっぷり楽しんでください。
  文;二宮由紀子、絵;下谷二助

【ねずみじょうど 日本民話】ころころと転がっていくだんごの後を追いかけて、穴の中に入ってしまったおばあさん。暗い穴の中を手探りで進んでいくと、奥には歌い踊りながら楽しそうに臼ををついているねずみたちがいました。それを見たおばあさんはいたずら心をおこして、ちゃっかり金の臼と杵を手に入 れてしまいます……。ひょんなきっかけで幸せを手にする人と、それをうらやみ悔しがる人。民話は時に理不尽に思えるほど、対照的に人の生き方を見せてあっけらかんとしています。それが、長い間語り継がれてきた物語の凄みなのでしょう。楽しさ、おかしさ、恐ろしさ、愚かしさ……自在な筆のタッチで人の心に生まれる様々な感情を、えいやっと描き出した絵の迫力。人の世とはちがう異世界の有り様を淡々と書いて印象深い文章。新しい定番となる絵本ができました。
  文;岩瀬成子、絵;田島征三

【熊ちゃん】図書館や大型書店で、ものすご〜い数の本を目にしたとき、「一生に読める本の数ってそう多くない」そんなふうに思うことがありませんか? だから、出会えなかったかもしれない作品にめぐり逢えるのはちょっと得をしたキブン。フェリシモスタッフ内でも「好き!」という声の多い『熊ちゃん』。文は、今江祥智さんのオリジナルです。1971年に発刊され、今は絶版になっている『海いろの部屋』(理論社)に収録されていたものです。絶版本の方の『熊ちゃん』の絵は「おはなしのたからばこ」で『カエルの王さま』を描いてくださった宇野亜喜良さんなのですが、今回の描き手は、北海道・旭山動物園の飼育係を経て、絵本作家になられたあべ弘士さん。あべさんがリアルとメルヘンのすき間にいるふかふかの熊ちゃんをどう描かれるのか。そしてちいさな女の子(麻里ちゃん)はどんな姿に描かれるのかしら? 今まで見たことのないあべ弘士ワールドが広がりそうで楽しみです。
  文;今江祥智、絵;あべ弘士

【白雪姫 グリム童話】誰もが知っているお話ですが、どんなふうに描かれているのか、あなたの目でどうぞ真新しい未知なる『白雪姫』の世界をお楽しみください。文を書いてくださった岩瀬成子さんは、揺れ動く繊細な少女の心を描き出す名手として知られる児童文学者。1978年の日本児童文学者協会新人賞をはじめ、数々の賞を受けておられます。さらに、絵を描かれているのはご存じ荒井良二さん。荒井さんの存在抜きには、最近の絵本ブームはありえなかったのでは?と思えるほどに、大活躍されています。今回、普通なら見ることがかなわない下絵を見せていただきました。まだ彩色されていない絵にもかかわらず、“色彩”が強く感じられるから不思議。抑制がきいた大人な岩瀬さんの文に自由な荒井さんの絵。どんな化学反応が起こるのか、ドキドキするカップリングです。
  文;岩瀬成子、絵;荒井良二

【絵すがた女房 日本民話】おほほ、と小首をかしげて笑う表紙のおはなさん。こんなほっこりとかわいらしい女性がいつもそばにいると、男の人ってこうなっちゃうんだなあ、まったく。仕事に手がつかなくなり、恋女房がにっこりしてくれることなら、なんでもしてしまう、なんともおばかでかわいらしい男の人ばかりが出てくるお話です。これまで描かれてきた絵本では、殿様の横暴さ、幸せに暮らしていたのに別れさせられる夫婦の悲しさを主調にしているものが多かったのですが、本作は違います。ユーモラスでのびのびとした石井さんの絵、人間っておかしいねと、お茶目に語りかけてくる二宮さんの文章が楽しくて、にこにこしてしまいます。わがままな殿様ですら、なんだか愛らしく見えてきて……。しっかり者で知恵者でもあるおはなさんがいれば、お城もお城下の人たちの暮らしも大丈夫でしょう。結局、か弱いように見えて、女はしたたかで強いのよというお話なのかな?
  文;二宮由紀子、絵;石井聖岳

【おいで、もんしろ蝶】ある朝、うまれたばかりのもんしろ蝶が、池のそばにきた。そして、草の葉につかまって、池のおもてにうつる自分のすがたにみとれ、おもわず「ま、きれい!」とつぶやいた。池はくすっと笑っていった。「ああ。あんたはとてもきれいだよ」——。こんなふうに蝶と池の出会いは始まる。2つの命の物語。きらきらした光の粒のように輝くもんしろ蝶の短い命と、それに比べれば永遠のように長い池の命の時間。ある朝迎える蝶の死をするりと描いたこの作品に、短い命の蝶が可哀相なわけではなく、それぞれにそういうものとして命はあるということそのものを見事絵にした皆川明さん。シンプルで潔くおしゃれな、そして深い慈しみに満ちた絵本。
  文;工藤直子、絵;皆川明

【森にめぐるいのち】木々が森を作り、動物や植物が生きていく場所となる。森もまたゆっくりと変化していくことを、この写真絵本は教えてくれます。長い間生きてきた大木が倒れる時、森が震え、地面が揺れる。大木の広げていた葉っぱが取り払われ、ぽっかりと窓が開く。見上げると切取ったような空が見える。「それをギャップというのです」と姉崎さん。森をめぐるのは季節、水、空気……。私たちの呼吸する息が、森の木々 に吸い込まれ、酸素となってまた、私たちへと戻ってくる。これもいのちのめぐりです。森と私たちは遠く離れているようでいて、呼吸という一番大切な営みでつながっている。そう気づかせてくれたのは、 片山さんのシンプルで滋味深い言葉でした。
  文;片山令子、写真;姉崎一馬

【くぎのスープ スウェーデン民話】冬に読みたいスウェーデンの民話。心地よいテンポの菱木晃子さんの文章がするりと本の中に誘い込んでくれる。ある晩、男が森の中の家を訪ね、一晩の宿を乞う。けちん坊なおばあさんは、もちろん嫌。でも「くぎ1本で上手いスープをつくる」という言葉にそそられて、男を泊めることに。鍋を覗くおばあさんの、涎の垂れそうなうれしそうな顔。食糧部屋からいそいそと肉やジャガイモを運ぶ足取り。読んでいる私たちは、ごくりと唾をのみながらスズキコージさんの絵の魔法にかかってしまう。恍惚としているおばあさんと、すまして食べている男のラストに、なんだかおばあさんが可愛らしく見えてきた。とにかく、2人ともハッピーでよかったよかった。
  文;菱木晃子、絵;スズキコージ

【ふしぎなたいこ 日本民話】「昔、昔、あったんだど……」とほっこり語られる昔話。新田新一郎さんは子どもたちに畳一帖大の大きな紙芝居を作って、太鼓を手に、このお話を長年語り聞かせてきました。ゆったりとした東北弁の大らかさ。トコトントン トコトントンと鳴らす太鼓の調子のよい響き。ずんずん鼻が伸びていくおもしろさ。聞いて楽しい、見て楽しいこの1作は、アトリエの子どもたちに大人気なのだそうです。演じ語られる昔話を絵本にするのは、とてもむずかしいものなのですが、田島征三さんは太鼓をもらった源五郎どんのお茶目でおっちょこちょいな性格や、緑あふれる村の美しさをぐいぐいと力強く描き出しました。絵本を縦開きに使ったダイナミックな展開が絵柄にもあっていて、印象に残る1冊となるはず。この絵本はぜひ、声に出して読んでください。きっと花咲き乱れる東北の遅い春を、やわらかな風を感じることでしょう。
  文;新田新一郎、絵;田島征三

【しいちゃん】なかなか周囲になじめなくて、もうひとりの自分がいたらいいのに、と思っていた女の子、しいちゃん。しいちゃんがもうひとりの自分に会ったかのように、心安く言葉少なに、一緒にいられたのは、ちょっと風変わりなおばさんでした……。親でも先生でもない、たまにしか会わない大人と、春の河原の土手で過ごした時間。濃密で静かな時間です。それがあったからこそ、しいちゃんは大きくなるにつれて、一歩ずつ自分の世界を広げていくことが出来たのでしょう。淡々としたやさしい風景の中で成長していく女の子を繊細に描いた物語と、少し不思議なシーンが印象的なイラスト。幼い時の震えるような心持ちを懐かしく思い起こさせる絵本になりました。
  文;友部正人、絵;沢野ひとし

【三枚のカード】民話の「三枚のお札」を土台に、谷川俊太郎さんがパロディ化して作り出された新作。
「三枚のお札」には和尚さんがくれたお札のおかげで、鬼婆から逃げきった小僧のお話。
お札のかわりにカードを携え、逆に鬼婆に会いたいと夜の街に出て行った少年は……。
絵は下谷二助さん。下谷さんの底力を発揮した作品といえるでしょう。
公園のベンチで焼き栗を食べている女も変だし、ギターを爪弾きながら寂しい歌を歌う女も何か妙だ。
少年が壁辟易している表情もどこかおかしい。
ページをめくる楽しさと驚き、どことなく不穏な気配に引きつけられていく絵本です。
  文;谷川俊太郎、絵;下谷二助

サイズ;14.8×11.3×0.8cm/冊
ハードカバー

C$3.50
てぶくろをかいに (4-323-03887-9(K-631))
いもとようこのセレクト&イラストで贈る大人になっても忘れたくない珠玉の名作絵本!
第3回配本!
きつねの親子と人間の心の交流を描いた名作!
子ぎつねに手袋を買いたい母さんぎつねは、人間が怖くて町へ行けません。
そこで、子ぎつねの手を人間の手に変えて一人で町へ行かせますが…。
動物と人間の温かい愛で包まれた物語。

作;新美南吉
絵;いもとようこ

出版年月;2005.07
ページ数;32p
サイズ;31×23×0.8cm
ハードカバー
売り切れ
C$5.50
こりすのおかあさん (4-323-03892-5(T-773))
森の動物たちが学校ごっこをしています。先生役のさるが、人間の子どもがお母さんにいじわるをする話をすると、動物たちは「そんなことをするとお母さんはもう家に帰って来ないよ」と言い出しました。それを聞いたこりすはあわてて家に帰って行きました。お母さんりすをぶってしまったからです。さて…。

作;浜田廣介
絵;いもとようこ

出版年月;2005.12(2006.09版)
ページ数;32p
サイズ;31×23×0.9cm
ハードカバー
カバー付き
売り切れ
C$5.75
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