講談社
南国の大都会シンガポールで日夜繰り広げられる男と女の危険なゲーム。じっとりと湿気を含んだけだるい大気にからめとられるようにして過ぎていく退廃の日々のなかで、禁断の店カフェ・オリエンタルへ安樹子を向かわせたものは何だったのか。そして、そこで安樹子はゲームの結末を見たのだろうか。
著;森瑤子
サイズ;15.3×11×1cm
文庫本
汚れ、シミ、なみうちあり
「ねぇ叔父上、ここはひとつ、白紙に戻してみてはいかがでしょう」。元鉄瓶長屋差配人の久兵衛からもたらされた築地の大店。湊屋が長い間抱えてきた「ある事情」。葵を殺した本当の下手人は誰なのか。過去の嘘や隠し事のめくらましの中で、弓之助の推理が冴える。進化する“宮部ワールド”衝撃の結末へ。
著;宮部みゆき
サイズ;15.3×11×1.2cm
文庫本
戦後の日本は、戦前の支配階級の中核だった華族・財閥・地主などを解体し、機会均等の能力主義を基盤に発展してきた。しかし、いままた政界も財界も親の権益をそのまま受け継ぐ世襲が大勢を占めつつある。それらの家系が互いに連なり増殖を続ける強固な“支配のネットワーク”の驚くべき現実を鋭く抉る。
著;神一行
サイズ;15.3×11×2cm
文庫本
汚れあり
生きた人間を生きたまま殺す。
何が彼らをこのような残虐行為に駆りたてたのか? 終戦時の大学病院の生体解剖事件を小説化し、日本人の罪悪感を追求した問題作。
戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? どんな倫理的真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識"の不在の無気味さを描き、今なお背筋を凍らせる問題作。
著;遠藤周作
サイズ;14.7×10.7×0.8cm
文庫本
カバーに破れ、汚れあり
ヤケあり
少女と大人――
傷つきやすい2つのハートが出会ったある夏の物語
1つ、クールに生きていく。2つ、友だちはつくらない。そう心に決めていた中学生の私の前に、不思議な一人の女性があらわれた。彼女こそ、理想の大人だと思う私の毎日は少しずつ変わっていくが……。少女と大人――傷つきやすい2つのハートが出会った、ある夏の物語。第36回講談社児童文学新人賞受賞。
著;魚住直子
サイズ;19.5×14×1.7cm
ハードカバー
図書館貸出し用図書に使用
タテ社会内部にはたらくダイナミズム・動的法則を、《全人的参加》《無差別平等主義》《儀礼的序列》《とりまきの構造》など、興味深い事例を引きながらあざやかに分析し、現代人一人一人をとりまくネットワークを明示する。
著;中根千枝
サイズ;17.3×10.6×1cm
文庫本
色あせ、ヤケ、汚れ、カバーに破れあり
沖縄に生きる女たちの強さと行方を描く長篇沖縄を訪れた建築家の辻野は,そこで力強く生きている様々な女性の悲しみ、苦しみに驚きつつも、魅かれていく.神の島の不思議な魅力――書下ろし長篇小説.
著:森禮子
サイズ:19.5×13.5×2㎝
ハードカバー
図書館廃棄本
紡績会社の係長・仁科秋雄は、三十代で念願の分譲住宅を購入した。陽当たりのよい高台の、3LDK。同じ会社のOL山藤節子は、病身の母を抱えての遠距離通勤に耐えかねて、会社に近いところに中古マンションを購入する。二人にとってこの新居は満足のいくものだった。だが、思いもよらぬトラブルが起こる。住民のエゴと業者の思惑―そして殺人事件が。マイホームが引き起こした悲劇を鋭く衝いた長篇推理。
著;夏樹静子
サイズ;15.3×11×1.3cm
文庫本
汚れあり
華やかなライトを浴びるテレビ局―。難関を突破しニュースキャスターをめざす荻野夏美と、他局から引き抜かれた倉田恵子。対照的な二人を軸に、同期入社のディレクター杉田哲文らを交え、理想と挫折、愛と別離の青春群像を等身大に描く意欲的長編。彼らの舞台はまだ幕があがったばかりなのかもしれない。
著;林真理子
サイズ;15.3×11×1.2cm
文庫本
シミ、ヤケあり
中国人の父、日本育ちの母、家族に次々と襲いかかった文化大革命の嵐と開放経済の荒波。日本と中国の狭間で、ここまで翻弄された運命は他にない。
第1章 激動の時代を生きる
私の少女時代、文化大革命の始まり/「歴史問題」という烙印/労働改造農場へ追放
第2章 2つの「国」に翻弄されて
中日国交回復/結ばれない運命/母にスパイ容疑が
第3章 忘れ得ぬ青春の日々
自信喪失のつらい日々/初恋の思い、断ちがたく/家出
第4章 愛、旅立ちの時
「中国人と犬は入るべからず」/彼か仕事か、究極の選択/誇りを持って生きる
著:李珍
サイズ:18.8×13.5×2.2㎝
ソフトカバー
著:川井龍介
サイズ:15.2×10.7×1.3㎝
文庫本
著:田原総一朗
サイズ:14.8×10.7×0.9㎝
文庫本
ヤケあり
警視庁にこの人あり! 大貫警部は捜査一課の迷惑な「お荷物」。聞き込み先で酒を飲み、いちゃもんをつけ飯をたかる。直感で犯人を指名し、面倒な証拠集めは部下任せ。なのに事件はいつも解決って、どうして? やりたい放題の振る舞いにスカッとすること間違いなし! 赤川作品最大の問題シリーズ、初の傑作選
著:赤川次郎
サイズ:14.8×10.7×1.8㎝
文庫本
外側に少し汚れあり
道で転んだ老人を助けた直後から、女子高生の私の身辺に異変が起きた。花束の到来、父の写真賞受賞、父あてにビキニ美女の贈り物。そして私に好意を寄せる謎の少年の出現。つまり私は大企業の会長である例の老人に一目惚れされたわけだが、お家騒動にも巻きこまれて危険もいっぱい!青春推理の傑作。
著:赤川次郎
サイズ:14.8×10.5×1.4cm
文庫本
著:西澤保彦
サイズ:14.8×10.7×1.5㎝
文庫本
著:村上春樹
サイズ:14.8×10.7×0.9㎝
文庫本
少しヤケあり
著:野口武彦
サイズ:15×10.7×1.6㎝
文庫本
著:永井するみ
サイズ:15×10.7×2㎝
文庫本
著:村上龍
サイズ:14.8×10.7×1.7㎝
文庫本
本書は2度開きの本ですが、「あけてごらん。」と問いかけてから、折り込まれたページをあけるようにします。幼児は、「つぎはなにがあるのだろう。」「どうなっているのかな?」と心ときめかし、想像力を豊かにしていくでしょう
出版年月:1990.07(1993.02版)
ページ:p
サイズ:19.3×17.3×0.9cm
ハードカバー
表紙にキズ、破れ、へこみ、落書きあり
書き込み、折れあり
テープ留めあり