海と毒薬

C$0.75
Qty:

生きた人間を生きたまま殺す。

何が彼らをこのような残虐行為に駆りたてたのか? 終戦時の大学病院の生体解剖事件を小説化し、日本人の罪悪感を追求した問題作。

戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? どんな倫理的真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識"の不在の無気味さを描き、今なお背筋を凍らせる問題作。

著;遠藤周作

サイズ;14.7×10.7×0.8cm

文庫本
カバーに破れ、汚れあり
ヤケあり

  • Availability: 1 在庫有
  • ISBN&(SKU): 4‐06-131023-2(A-679)
  • 出版社: 講談社

Write Review

Note: Do not use HTML in the text.

掲載中の本の内容説明は、「BOOK」データベース、「MARC」データベース、出版者様の本の紹介等を、引用しております。