コボちゃん
【5巻】「お豆腐って健康にいいの?」とコボちゃんに聞かれてママは「うん!すごくいいわよ」。なにせ、ラッパを吹いてやってくる自転車の豆腐さんを、いっつも走って追いかけているから、運動不足にもいいのよね。 *外れあり
【6巻】「目にゴミ入ったー!」と泣きながら帰ってきたコボちゃん。どれどれと覗き込むおばあちゃん。「おばあちゃんって近くで見るとシワシワだね」とコボちゃん…。「ゴミなんて涙流せば取れる!」あーあ、コボちゃんの頭をコツンとやって、おばあちゃん行っちゃった。大泣きするコボちゃん。ゴミ、取れたね。 *外れあり
【7巻】「うちのほう、町名変更しましてね」とお客さんがおじいちゃんと世間話。話に割り込んだコボちゃんが、「このあたりも変わったんだよ。むかしは江戸っていったんだよ」。うんっ、たしかに!
【8巻】早苗さんが近所のお宅の室内を塀越しにのぞいている。また、次の家ものぞきに行く。「まだどこのお宅もコタツ出してないわよ」。…押入れからコタツを出していたおじいちゃんの手が止まる。1984年のお話です。*外れあり
【15巻】1987年の春、「植木鉢の芽がでたよー」とコボちゃんが走り込んで来る。食卓で新聞を見ているタケオさんは目が飛び出ている。「地価公示価格」と大見出し。時はバブルたけなわ、まさに目が飛び出る値段!あー、あの時売っていれば…。
【29巻】道端で洗面器に入ったカメが売られている。おばあちゃんと通りかかったコボちゃんが「ねえーっ、カメ、買ってえー」。おばあちゃんが「コボちゃん、カメは万年も生きるのよ!それだけ面倒みられるの?!」「んっ?うん」。なんか、納得してしまったコボちゃんでした。
【32巻】中学の先生のタケオさんは徹夜で試験の採点。「あー、ハラへった。何か夜食、夜食」。でもパンにコーヒー飲んでいるうちに、夜がしらじらと明けてきて外ではスズメがチュンチュン。「あーあ、朝食になっちゃった」。1993年、夏至の朝でした。
作:植田まさし
サイズ;18.2×13×1.2cm/冊
シミ、ヤケあり
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